福島県浜通りの「大堀相馬焼」
名物探偵Xがお届けしている全国の名産品。
今回ご紹介するのは、福島県浜通りの窯元で焼かれているの「大堀相馬焼」(おおぼりそうまやき)です。
「大堀相馬焼」は単に「相馬焼」とも呼ばれています。
その歴史は江戸時代に遡り、元禄年間に相馬藩士の半谷休閑が地元で陶土を発見したのがきっかけだったと言われています。
下男の左馬に命じ、日用雑器が焼かれ始めたのだとか。
浜通り北部のかつての相馬藩領は、「相馬野馬追」の伝統があります。
「相馬野馬追」は相馬市を始めとする福島県浜通り北部の旧相馬藩領で行われる神事、及び祭り。
藩主相馬一族の家紋から、陶器の絵柄に馬をつなぎとめる「繋ぎ駒」や、馬が駆けている「走り駒」が工夫されていることから縁起物として好まれています。
相馬市の「相馬駒焼」がもっぱら藩への献上品として親しまれていた一方で、この「大堀相馬焼」は大衆向けの陶器として利用されていました。
明治に入る頃には一時期衰えましたが、昭和に再興。
1978年には国の伝統的工芸品の指定を受けました。
陶器の特徴として、「青ひび」があります。
器に広がるひびのことで、鉄分を含んだ釉薬を使い、ひびに墨を塗り込むために黒く見えるものです。
また、「二重焼」によって、「大堀相馬焼」の湯呑みは冷めにくい言われています。
2012年02月22日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 福島県の地域情報
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