福島県福島市が生産量日本一のモモ(4)

福島県福島市が生産量日本一のモモ(4)

日本の観光名所や名物などを探求している自称・名物探偵Xが、今回もお送りするのは、福島県福島市が市町村別生産量日本一を誇るモモについてです。

今回はモモの持つ謂れなどをご紹介します。

中国では桃は「仙木」や「仙果」と呼ばれ、邪気をはらい、不老長寿をもたらす果物とされてきました。
モモの木で作られた弓矢を射ることは悪鬼除けの効力があると信じられていたのです。
また、モモの枝を畑に挿すと虫除けのまじないになるとも言われていました。
さらに、モモの実の絵柄は長寿を表すとされ、祝い事の席にモモの実をかたどった練り餡入りの饅頭菓子(日本でいう桃饅頭)を食べる習慣があります。
桃饅頭は、日本では中華料理店などでも食べることができます。

日本でも、昔から桃には邪気をはらう力があると考えられていました。
『古事記』では、伊弉諸尊(イザナギミミコト)が黄泉醜女(ヨモツシコメ)を退散させるために桃を投げつけています。
何と言っても有名なのは『桃太郎』ではないでしょうか。
桃から生まれた男児が成長し、鬼を退治する民話は、邪気をはらうモモの象徴と言えるでしょう。
また、3月3日の桃の節句には、桃の実や花の加護によって女児の健やかな成長を祈る行事です。

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