福島市の山「一切経山」(1)

福島市の山「一切経山」(1)

近年は登山ブームだそうですが、「登るのたいへんだろうなあ」と考えると、一向に足が向かない名物探偵Xです。
ええ、そう思った時点で、登山する資格なんて私にはございません。

しかし、遠くから眺める山もまた乙なものです。

今回は福島県福島市と猪苗代町をまたぐ山、「一切経山」(いっさいきょうやま・いっさいきょうざん)をご紹介したいと思います。

「一切経山」は「吾妻連峰」を形作る山の一つで、現在も火山活動の続いている活火山です。
標高は1,948m。
山頂は岩礫で覆われています。

ところで、「一切経山」とはとても変わった名前だと思いませんか?
この名の由来は、平安時代中期の武将、安倍貞任が「一切経」と呼ばれる仏教の教典を山に埋めたという伝説からきています。

この「一切経山」は、明治26年(1893年)の大噴火のときには噴煙が直径2km、噴出した容積は約50万立方mにもなったそうです。
当時の大噴火では、現地を調査していた技師2名が亡くなっています。

近年では昭和52年(1977年)に噴火が、平成20年(2008年)にはおよそ300mの噴気を確認されたことも。

登山する場合には、登山口の「浄土平」まで、福島駅西口から「高湯街道」西へ進み、「高湯温泉」と「磐梯吾妻スカイライン」を経由して約1時間で到着します。

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